平成22年度 食に関する一般向け啓発事業報告書

テーマ「野菜を今よりもっとおいしく食べる」

1.期  日
平成22 年6 月5 日(土)~6 日(日) 9:00~16:00
2.場  所
ゆめタウン宇部店 1F ゆめ広場(野菜イベントちらし
3.参加者数
約500 名(試食数、配布パンフレット数より)
4.スタッフ
学生延べ32 名 教員延べ12 名

【事 業 内 容】

パネル展示(野菜不足の現状、野菜摂取の目標量、350g の野菜を使った1 日の献立例、野菜不足の1 日の食事例、野菜の効用、バランスの良い食事、野菜をもっと食べるには等)
事業内容の写真

②野菜の実物展示(野菜350g 生の野菜と加熱した野菜の比較)

③野菜料理の計量体験

野菜料理の計量体験

<根菜の煮物・きゅうりの酢もの・生野菜サラダ>

いつも食べている量を器に盛って、重さを確認。

手作りドレッシング教室
3種類のドレッシングをデモンストレーション(手作りドレッシングレシピ
手作りドレッシング教室

⑤簡単野菜料理の試食(2種類)(夏野菜簡単レシピ

夏野菜の煮もの 野菜の昆布和え
夏野菜の煮もの 野菜の昆布和え

⑥夏野菜の活用法(下準備等)を伝える

パンフレット

【事 業 評 価】

<参加者の声>

こんなにおいしくて楽しいイベントは初めてです。(10 代女性)
楽しかったです。野菜はおいしいです。(10 代女性)
野菜をとることは健康にもつながり、毎日食べるべきだなと思った。(10 代女性)
日頃の食生活の見直しの参考にさせていただきます。(20 代女性)
自分では作らないレシピなどもらえると、作ってみようかなと思う。味もシンプルで、素材本来の味だけでおいしかった。(20 代女性)
少々苦手と感じていたものも、おいしく食べられた。(20 代女性)
1 歳の子どもが喜んでパクパク全部食べました。(30 代女性)
学生さんが行う食育イベントは応援したくなるし、たいへん勉強になります。(40 代女性)
ちょっとした工夫で忙しい時でも野菜をいただけるメニューを教えていただきました。レパートリーを増やしていきたい。(50 代女性)
これからはつけ合わせでなく、しっかりと野菜が食べられる献立を立てたい。(50 代女性)
よい試みです。学生さんの元気と努力、先生の頑張り等、裏方の準備は大変ですが自信をつけて、一歩ずつベジタリアンを目指しましょう。(50 代男性)
今後もこういうイベントを増やしてほしい。(50 代女性)
1 日にどのくらいの量の野菜をとればよいか、料理方法によって違うことなどわかって良かった。(50 代女性)
いろいろ参考になりました。とくに量。(60 代女性)
こういったイベントは、食生活を見直すよいきっかけになります。(60 代女性)
定期的にしてほしい。今日の野菜は薄味でおいしかった。(60 代女性)
あらためて野菜のありがたさを知った。とてもよいすてきなイベントありがとうございました。皆さまの活動に感謝、感謝です。(70 代女性)

<学生の感想>

「良いことをやってるね。」「家で作ってみるね」と声をかけられてとてもうれしかった。
幅広い年齢層が参加されたので、相手の目線に合わせることを心がけた。
家で野菜を作っている人が多かった。いろいろと教えてもらった。
もっと野菜について理解できていたら、わかりやすく伝えることができたと思った。
想像していたより、いざとなると大変だったが楽しかった。
最初は積極的に話しかけられなかったが、少しずつ慣れて話ができた。
思っていることをまとめて伝えるのは、難しいと思った。
計量からより、試食から勧めると話を聞いてもらえて効果的だった。
興味のない人にどう話しかけるかが課題と思った。今度機会があればチャレンジしたい。
若い人たちに、もっと興味をもってもらえるよう考えておけばよかった(声のかけ方等)。
計量コーナーで、もっと多彩な回答ができるとよかった。勉強になった。

<まとめ>

ポピュレーションアプローチとして、野菜摂取の働きかけを行った。参加者が自分の食生活をふりかえり、野菜を今よりもっとおいしく食べたいという気持ちになり、そのためのコツをつかむという流れを想定し、アプローチを試みた。

参加者の反応は、手ごたえのあるものであった。学生もイベントを通して人とコミュニケーションを図り、アドバイスをするという貴重な体験ができた。