三宅 正起

(みやけ まさき)

九州女子大学 教授

三宅 正起(みやけ まさき)

【プロフィール】

和歌山県出身 1954年生まれ。
1979年名古屋大学理学部地球科学科地球化学専攻卒業、1979年和歌山ノーキョー食品工業(株)、1982年(社)和歌山県農産物加工研究所、1989年(株)和歌山アグリバイオ研究センターでそれぞれ勤務。
この間、九州大学農学部食糧化学工学科および米国農務省果実野菜化学研究所で研究活動。
1992年農学博士(九州大学)その後、1998年(株)島津製作所勤務を経て、2005年九州女子大学家政学部に教授として着任。
2008年家政学部長、2013年学長特別補佐、2019年学校法人福原学園理事。 研究業績は、農産加工技術、機能性食品素材としてのリモノイドの化学、食品微生物、環境対策としての農産加工廃棄物のコンポスト化、液状食品の非加熱殺菌技術の開発など多岐に渡る。
特にカンキツ類をテーマに、リモノイドの分布、化学形態、果実中での代謝機構を解明し、その過程でリモノイド配糖体の存在を世界で初めて明らかにし、リモノイド配糖体を高濃度に含有させた機能性飲料を開発した。
さらに、(株)島津製作所で超臨界流体による殺菌装置の製品化に成功、日刊工業新聞社2001年度十大新製品賞を受賞した。 趣味は散歩です。