平尾 和子

(ひらお かずこ)

愛国学園短期大学 学長

平尾 和子(ひらお かずこ)

【プロフィール】

山形県酒田市出身、1957年生まれ。
共立女子大学家政学部食物学科卒業後、日本女子大学大学院家政学研究科修士課程修了。
共立女子大学家政学部教育助手として勤務後家庭に入る。
子育てをしながら岩手大学大学院連合農学研究科修了、博士(農学)取得。1997年から共立女子大学家政学部非常勤講師、2003年から同大学院非常勤講師、2005年から愛国学園短期大学教授、2010年より日本大学生物資源学部非常勤講師として勤務。
各大学においてフードスペシャリスト科目である調理学、食品の官能評価・鑑別論およびフードコーディネート論を担当し、フードスペシャリストの養成に携わってきた。
調理科学を専門とし、主に糖質を研究対象として調理科学的視点(食品物性、官能評価、食文化など)で研究している。
これまでに各種澱粉や澱粉含有食品およびこれらを用いた飯類、糖類やタンパク質を用いたパン類および菓子類等について、合理的な調理・調味操作の確立や調理過程で起こる食品の変化と、最終的な食品としての嗜好性の向上などについて解明してきた。
2020年日本応用糖質科学会学会賞受賞。
最近は食物繊維が食品の物性や嗜好性に及ぼす影響と生理学的効果についても興味をもち、検討を進めている。
趣味は、映画やTVドラマ鑑賞。