平成24年度 食に関する一般向け啓発事業実施報告書

事業名
:食を通した高齢者の地域交流支援~クリスマスコミュニティーパーティー~
開催日
:平成24年12月1日(土)12:00~14:00
開催場
:聖霊女子短期大学 ザビエルホール
参加
:110名(地域の高齢者、短大同窓生、在学生保護者など)
実施責任者
:聖霊女子短期大学 生活文化科 長嶋 智子

はじめに

聖霊女子短期大学では平成14年度より毎年12月にクリスマスの喜びを地域の人々と分かち合うことを目的として「クリスマスコミュニティーパーティー」を開催しています。

クリスマスコミュニティーパーティーでは、地域の高齢者をご招待し、また、短大の同窓生、在学生の保護者の方にも参加を呼びかけ、地域と短大との交流の機会を作っています。

核家族化と高齢化の進行により、高齢者のみの世帯やひとり暮らしの高齢者が増加しています。大学は高齢者が地域の人々との交流や社会的な活動に参加しやすくするための支援を行う役割があると思います。さらに、高齢者が健康で元気に生活するためには食事も大変重要であり、本事業では食事を楽しんでいただきながら、日々の食事の大切さを理解していただく機会としていただきたいと考えました。

(募集チラシ)

内容

プログラム

1.
開会の歌 聖歌「諸人こぞりて」
2.
聖書朗読 新訳聖書「ルカによる福音書」2章1~20節
3.
歓迎のご挨拶とクリスマスのお話
4.
会食と音楽 ピアノ独奏
ヴァイオリン演奏
サックス演奏
ハンドベル演奏
5.
閉会の歌 聖歌「きよしこの夜」

(パンフレット)

パーティー会場の様子

ハンドベル演奏

緊張しながらも、学生たちは笑顔とともにお料理を提供しました

おわりに

フードスペシャリスト資格を持つ学生を中心として年齢に配慮した献立内容を検討し、健康で元気な生活を支える食事のアドバイスなどを考え、ご招待の高齢者、その家族が今後活用できる食育教材を作成しました。

学生主体によるテーブルコーディネート、調理、料理の提供をし、フードスペシャリスト養成施設である本学で学ぶ学生の知識と技術の実践の場となりました。

参加者の皆様、「食に関する一般向け啓発事業」として助成をいただきました社団法人フードスペシャリスト協会様に深く感謝申し上げます。

(配布したリーフレット)