― 実 施 報 告 ―

名   称 平成23年度 青森中央短期大学公開講座
「子どもの食品加工教室 ~さけるチーズを作ろう!~」
開催日時 平成23年6月11日(土)
開催場所 青森中央短期大学122実習室 10:00~12:30
参加者数 14組(子ども19名、保護者14名、計33名)
講   師 青森中央短期大学 食物栄養学科  准教授 棟方 秀和

チラシはこちら

実施記録

平成23年度公開講座「子どもの食品加工教室 ~さけるチーズを作ろう!~」 が、青森中央短期大学122教室(調理実習室)において、同大学講師 舛澤正博氏の挨拶により始められた。
またこの講座は、日本フードスペシャリスト協会との共催であることが伝えられた。

(1)公開講座開始

①講座説明

本講座では、チーズが出来上がるまでの一連の食品加工を体験することが伝えられた。
手順はホワイトボードにイラスト付きで子どもにもわかりやすく書かれたものと配布されたレシピをもとに、細かいポイントは実際に調理しながら説明された。

②調理

参加者がそれぞれの班に分かれて調理を開始した。実際に調理を進めながら、講師やその他補助教員やお手伝いの学生から次の手順やポイントの説明を受け、作業を進めていた。
受講者は大変熱心に取り組み、講座は予定時間通りに進行した。

30℃に温めておいた牛乳に、ヨーグルトとレンネットをいれてかき混ぜる。
30℃で30分間そのままにしておく。とうふのようにかたまる。
ナイフで3センチくらいの大きさに切る。
ゆっくりかき混ぜながら、20分かけて40℃まで温度を上げる。
かたまりと水に分かれるので、水の部分をくみだす。
温度は40℃のまま、2時間おく。ときどき水の部分をとりのぞく。もちのような弾力がでてくる。
包丁で3センチくらいの大きさに切る。
80℃のお湯に入れ、しゃもじでおさえつけるようにねる。
まるめてから、おしぼりのような形に整えて、はじっこをぐーんとひっぱる。
このとき、おしぼりのような形に整えずまるめるとモッツァレラになる。
まっすぐにして、水でひやす。まっすぐにして冷やさないとまがってしまう。
10センチくらいに切って、20%の塩水に10分いれる。
(ここからはおうちで)
かわいた布の上にのせて、冷ぞう庫の中で半日くらい乾かすとできあがり。表面が乾き、塩分も中にしみこんでいく。

 

(2)講座終了

各班の後片付けが終了した後、講座終了の挨拶で閉会した。子どもたちからは、「楽しかったです。」との声があり、また、保護者からは「理科の実験のようで楽しかったです。子ども達もチーズのでき方がわかって、これから食べる時の興味の持ち方も変わってきそうです。」等のコメントが寄せられた。

また、最後に本講座の改善に活用するため、受講者の方を対象にアンケート調査を実施した。
(アンケートの集計結果はこちら)