― 実 施 報 告 ―

名  称 平成22年度 青森中央短期大学公開講座 
     「クリスマス親子クッキング ~キャラクターのパーティ料理を作ろう~」
開催日時 平成22年12月11日(土)
開催場所 青森中央短期大学122実習室 10:00~12:30
参加者数 16組(子ども22名、保護者17名、計39名)
講  師 青森中央短期大学 食物栄養学科  講師 木村亜希子

実施記録

平成22年度公開講座 「クリスマス親子クッキング ~キャラクターのパーティ料理を作ろう~」が、青森中央短期大学122教室(調理実習室)において、同大学准教授 棟方秀和氏の挨拶により始められた。

一方この講座は、日本フードスペシャリスト協会との共催であることが伝えられた。

(1)公開講座開始

①講座説明

本講座では、親子でキャラクターのクリスマス料理を体験することが伝えられた。
メニューは簡単パエリア、チャラカナッペ、ドーナツツリー、きらきらカクテルの4品で、手順は配布されたレシピをもとに、ポイントは実際に調理しながら懇切丁寧に説明された。

②調理

10:30頃から、参加者がそれぞれの班に分かれて調理が開始した。実際に調理を進めながら、
講師やその他補助教員から次の手順やポイントの説明を受け、丁寧に作業を進めていた。
受講者は大変熱心に取り組み、講座は予定時間通りに進行した。

1) 簡単パエリア

オーブンは250℃に温めておく。
フライパンで鶏肉、シーフードミックスを炒めて、取り分ける。
にんにく、玉ねぎを入れて炒め透き通ってきたら、お米を加え全体に油が回るくらい炒める。
トマトの水煮を入れなじんだら火を止める。具を入れておいたアルミボウルに取り分ける。
アルミボウルに温めたスープを入れ、250℃のオーブンで15分加熱する。
一度取り出し、アスパラとパプリカを飾り、300℃のオーブンで5分加熱する。

2)キャラカナッペ

ソーセージは、すべて茹でたものを使用する。

トナカイ
ソーセージの1/3を切り、サラスパで頭と胴体をとめる。安定をよくするため、胴体の下を少し切る。
アスパラの穂先を角に見立て、サラスパでとめる。
ハートソーセージ
ソーセージを斜め半分に切り、ピックでとめる。
キツネ
ソーセージを斜め半分に切り、耳の間を三角に切る。ゴマで目を作る。クラッカーの上にコーンマヨネーズを敷いて、キツネを乗せる。
ぶた
ソーセージを半分に切る。端を7~8ミリに切り、鼻と耳にする。鼻をプリッツで刺して胴体にとめる。
耳をマヨネーズでとめ、目の部分にゴマをつける。尻尾の部分にプリッツをさす。
うさぎ
かまぼこのピンクの部分に沿って2/3位切込みを入れる。端を織り込んで耳にする。ごまで目をつけ、クラッカーに半分に切ったスライスチーズとかまぼこを乗せる。
クリスマスブーツ
ソーセージの1/3位を斜めに切り落とし、サラスパでとめる。うさぎに使用するスライスチーズの端を少し切り取り、リボンをつける。
ひよこエッグ
卵を固ゆでにし、半分の位置にギザギザに切り込みを入れて黄身を取り出す。黄身とマヨネーズを混ぜ塩・こしょうで味付けをし、ラップでくるんで丸くする。白身に入れてごまで目をつけ、トマトなどで口ばしをつける。

3)マセドアンサラダ

じゃが芋人参は賽の目切りにして、柔らかくなるまでゆでる。きゅうりも賽の目切りにする。具をマヨネーズで合え、塩・こしょうで味付けをする。

4)ドーナツツリー

ホットケーキミックス、袋豆腐、上新粉、砂糖を全て合わせる。
生地を小さい丸型にし、170℃の油で揚げ、冷ます。
生クリームに砂糖を加えて7分立てにする。
ドーナツと生クリームを交互に重ねて、ツリーの形にする。
小さく切ったイチゴ・キウイ・マーブルチョコで飾る。

5) キラキラパンチ

果物を5ミリくらいに切る。カップにサイダーを入れ、シロップをティースプーンで1杯入れる。サイダーの上に果物を浮かせる。

③試食

完成後、各班で試食した。子どもたちは、初めて自分で作ったクリスマス料理をおいしそうに食べていた。
また、試食後の片付けも、子どもたちが自主的にきちんと行うことができた。

 

(2)講座終了

各班の後片付けが終了した後、講座終了の挨拶で閉会した。子どもたちからは、「楽しかった!おいしかった!」との声があり、また、保護者からは、「毎回楽しく参加しています。子供と一緒に楽しみながら料理でき素敵な時間を過ごせました。子供たちもとても喜んでいました。」等のコメントが寄せられた。
今回は家族のふれあいを大事にし、特別な日にふさわしい親子料理教室を実施することができた。

また、最後に本講座の改善に活用するため、受講者の方を対象にアンケート調査を実施した。

(使用したレシピはこちら)

(アンケートの集計結果はこちら)