平成26年度 一般向け啓発事業 実施報告書

1.事業概要

1)
事業名称
のぼせもん男の料理教室 (案内ポスターはこちらから
2)
目的
料理に不慣れな初心者から料理好きな一般の成人男性を対象に、料理の楽しさやコツ、応用といった調理技術、さらには食材の持つ機能的な作用について学んでもらい、そして博多弁にある「のぼせもん(夢中になる人)」のように食について夢中になってもらうことを目的とする。内容に関しては、スパイスにこだわったインドカレーを中心に調理を行い、試食会を行う。そして、家庭でもぜひ挑戦していただきたいと考える。
3)
開催日時
平成26年10月12日(日)10:30~13:30(10:00より受付開始)
4)
開催場所
香蘭女子短期大学 3号館8階 調理実習室
5)
参加者
一般成人男性 18名(年齢層:30代~70代)
6)
講師
本学教授 眞木 孝
7)
学生スタッフ
食物栄養学科 1年生 2年生 9名

 

2. 実施内容  (レシピはこちらから

当日は、台風が近づく中でしたが、「のぼせもん男の料理教室」に多くの方がご参加くださいました。

 

初めに、本日の流れの説明と、学生スタッフの紹介を行い、次に、本学教授の眞木孝先生による、キーマ・マタール、ソティド・ミックス・ヴェジタブル、チャパティ、サフランライスおよびラッシーの計5品の講習を行いました。

 

眞木先生によるインド料理には欠かせないスパイスの話や、スパイスの効果的な使い方、またインドを旅行した際の家庭料理に関することなど、参加者の皆様も熱心に聞き入っていました。講習のアシスタントを務める学生とも笑いを交えながら、料理の楽しさを伝えていました。この後の実習でも美味しくて、そして楽しく料理をしてもらいたいと思います。

 

 

では、いよいよ実習の始まりです。

学生スタッフの皆さんと協力し合い、初心者の方も積極的に料理に挑戦してもらいました。キーマ・マタールを煮込みだすと、調理実習室全体に、食欲をそそるスパイスの香りが充満し、早く試食したい気持ちになってきます。チャパティの生地は直火で焙ると、プゥーッと膨れます。さぁ、上手に焼けていますでしょうか。

 

 

実習が終わりましたら、皆さまそろって試食です。

スパイスを使った本格的なインド料理ですが、どの方もおいしく出来上がっております。 この機会を忘れずに、家庭でも料理にチャレンジしていただきたいと思います。

 

 

3. アンケート結果  (アンケート用紙はこちらから

講座終了後にアンケートを実施いたしました。その一部ですがご紹介いたします。

 

今回の講座は、学生たちも栄養士のたまごとして一般の方に調理を教えることの大切さを学び、そして日頃の授業の成果を実践として役立てたと思います。

 

最後に、ご後援いただいた福岡市南区、ならびに共催としてご支援いただきました日本フードスペシャリスト協会に厚くお礼申し上げます。